体脂肪計で知られるタニタから腹部の脂肪率や腹囲（へそ周り）などをあおむけに寝た姿勢で計測できる腹部脂肪計が発売されるとのこと。腹部脂肪計のおかげで身体に障害があり自由に体を動かせない人など、これまで体脂肪の測定が難しかった人の健康管理を可能にすることができる。
それに腹部脂肪計は、内臓脂肪型肥満が引き起こす高血糖・高血圧・高脂血症などの症状メタボリックシンドロームの検診などでの活用も考えているとのこと。測定したデータはパソコンに取り込んで管理することも可能だそうです。
2008年4月から健康保険組合などに義務付けられる特定健康診査が始まります。40歳以上74歳以下の保険加入者は、腹囲やBMI（体格指数）などを測定し、メタボリックシンドロームの危険性がないかどうか検診を受けなければならない。腹部脂肪計はその特定健康診査の補助ツールとして売り込みを狙っているようです。
このように政府を含めたメタボ対策がどんどん強化されていきます。いっこうに減らない生活習慣病など医療費の増加は国はもちろん、私たち納税者の負担は増すばかり。一人でも多くの人が病気にならないようにメタボ対策をして医療費などの家計負担を軽減したいものです。