糖尿病はこの50年で患者数が50倍になっている。
患者と予備軍(未病状態)の合計が1600万人いる現代の国民病が糖尿病。
糖尿病とは、血糖値の調節がうまくいかず高血糖状態が続く事。
体の基本的なエネルギー源はブドウ糖です。食事の糖分以外に炭水化物も
ブドウ糖として体内に吸収される。
血液中のブドウ糖は本来一定の範囲に調整されている。
膵臓が血糖値を一定に保つ重要な働きをしている。膵臓から分泌される
インスリンというホルモンで、肝臓や筋肉にブドウ糖を取り込んで
血糖値を下げる。
糖尿病の約95%の2型糖尿病はインスリンの分泌が遅れるか、
肝臓や筋肉でインスリンの効き目が悪くなるのが原因。
インスリンの抵抗性は肥満や運動不足の生活習慣病が関わる。
さらに危険なのが合併症。血液に糖があふれると血液の流れが悪くなり
末端まで血液が流れなくなり神経障害が起こる。
網膜に血液がいかなくなると失明、腎臓は人工透析を必要とする腎症を
をもたらすことになる。
糖尿病の初期は自覚症状が無いですが生活習慣の改善でよくなるので
異常が出たらすぐに医師に相談しましょう。