内臓脂肪は余分な脂肪が蓄えられていると考えられていた。
ところが20世紀終わりに脂肪細胞が分泌する食欲抑制ホルモン、
レプチンが発見されて状況が変わった。
脂肪細胞は代謝を調節する様々な物質を分泌する事がわかったのです。
体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪とがあり
皮下脂肪は、皮膚の内側につく脂肪で、エネルギーを溜めたり体温を保つ役割を持ちます。
一般的に、男性より女性の方に皮下脂肪が多めについています。
内臓脂肪は、内臓の周りにつく脂肪で、生活習慣病を引き起こす原因となる脂肪です。
主に中年以降の男女に多く隠れ肥満の人も内臓脂肪が多いとされています。
皮下脂肪型肥満は、脂肪細胞の量的変化が起こるのに対し、
内臓脂肪型肥満は、代謝を調節する様々な物質の分泌異常など質的・機能的変化を起こす。
内臓脂肪が異常に蓄積されると、アディポネクチンなどの善玉ホルモンの分泌が減り
悪玉ホルモンが増加する。
年を取ってたんにお腹が出て中年太りだと思っていたら大変な目に遭うかもしれませんよ。